<技能五輪> 2004年大会、技能五輪金メダル受賞!!

2004年、全国大会で金メダルを受賞しました!

「銀河系いわて」から旅立つ船

2004年10月。第42回技能五輪全国大会が、当地岩手県で開催され、本県から28職種133名が参加しました。(内、24職種79名が入賞。県は初の最優秀技能選手団賞受賞)

当社では、4名参加。金賞2名(木下康博君・佐藤加奈子さん)銀賞1名(高橋虜太君)の好成績を残しました。

金賞受賞者の2名は、2005年の第38回技能五輪世界大会への参加資格を獲得しました。(注:国際大会開催は、2年に一度。開催年に満22歳以下の優秀選手に資格が有ります。)


2004年大会入賞の3人。左から木下、佐藤、高橋。

イーハトーブの「奈良屋学校」「訓練生」

我が社では、新卒採用の新人(タイル張り職)を「訓練生」と呼んでいます。入社5年までを修行中と位置づけているのです。中卒者が入社1年後には、職業訓練校へ入学し基礎を学びます。(高卒者は、入社年から訓練校へ)その訓練期間の成果を計る目安として、技能五輪へ参加し各々の技術を高めるよう日々努力をしています。もちろん、現場での実地訓練も欠かしません。諸先輩の下で、見て・触れて・行動して一つ一つ吸収して行っているのです。「奈良屋学校」とは、先代の現会長/小野寺正毅が若い職人を育てる事に力を注いだ努力として言われ始めた言葉です。

「タイル張り」と「レンガ積み」と初出場

2004年の技能五輪全国大会で、「タイル張り」職種に挑戦した金賞の木下君、銀賞の高橋君。「タイル張り」職種では、【常勝集団】と言う評価を頂いている奈良屋。二度目の挑戦。前回手にする事の無かった金色のメダル。毎日現場での仕事(実地訓練)の苦労。茹だるような暑さと戦いながらの練習。それぞれ、逃げ出したくなる思いも有ったようです。我が社、初挑戦となった「レンガ積み」職種。金賞を受賞した佐藤さんも8月にはじめて「レンガ積み」を経験。夏のもっとも暑い時期に、日頃扱うタイルの何倍も重いレンガを取り扱うのは、思うように体が動かず本番まで2ケ月と言う短期間勝負の中、あせりも生まれていたかもしれません。それでも、3人は本番では普段の訓練の成果を充分に発揮してくれました。

「奈良屋学校」の「先生」

直接指導するのは、入社37年の大ベテラン金野恵治さん。訓練生は、一関にある寮で共同生活をしています。その生活指導から、タイル張りの技能指導までを長年に渡り見てきた職人です。現場で働きながら、寮で生活しながら訓練生の心身の成長を支えて来たのです。「競技を見ていて上位入賞を確信した」、「国際大会に向けて今度は寒さと戦いながらの練習だ」と張り切っています。金野さんの熱い指導が又始まります。

世界大会へ・・・飛べ!

2005年5月。北欧フィンランドで、技能五輪の世界大会が開催されます。木下君は「出るからには上位に食い込みたい」佐藤さんは「全国大会で納得いかなかった部分を、世界で果たしたい」としています。
タイル張りやレンガ積みは、ヨーロッパのお家芸。特に、北欧はレンガ積みに関しての技術が高いと言われています。世界大会では、技術面も重要ですが、芸術性も評価されると聞いた事が有ります。今しか吸収できない事を充分に勉強して来てほしいと願っています。

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